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モロゾフ(Morozoff) バレンタインチョコ

モロゾフ(Morozoff)

モロゾフ社の母体はロシア革命後に日本へ亡命してきた(いわゆる白系ロシア人)モロゾフ家が別の経営者と共同で1926年に設立したモロゾフ洋菓子店です。けれど現在のモロゾフは、このモロゾフ家とは関係ないそうです。

1931年神戸モロゾフ製菓株式会社設立、神戸トアロードのチョコレートショップからスタートしました。戦前の1936年(昭和11年)2月12日、神戸で発行していた外国人向け英字新聞「ジャパンアドバタイザー」で「バレンタインデーにはモロゾフのファンシーチョコレートを」という広告を掲載。モロゾフがバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣を日本で初めて啓蒙した広告と言われています。

戦後初の国産チョコレートを目指します。「本物だけしか使わない。それがモロゾフの姿勢だから」と、グルコースなしのチョコレートをめざします。通常のチョコレートではなく贈り物にも使える「本物のチョコレート」を扱おうと考えたのです。ヨーロッパの街角ではチョコレート専門店が多数あり、チョコレートを贈り物にする文化の存在を知っていたから、やがて日本でもそうなると思ったのです。

神戸の北野にある体験型の「北野工房のまち」という施設にモロゾフはチョコレートのお店を構えています。そこでは全国でもここだけにしかない生チョコレート(北野坂の石畳)やスパイシーチョコレートを取り扱っています。

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