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ヴァローナ(Valrhona) バレンタインチョコ

ヴァローナといえば、名ショコラティエやチョコレート愛好家の間で一目おかれる高級チョコレートのメーカーです。もともとは製菓やチョコレート専門店、レストランなど)に向けて、クーベルチュール(製菓用チョコレート)や半製品を供給している会社でした。

1986年世界初、カカオ分70%のブラックチョコレート「グアナラ」を発売。以降マンジャリ、アラグアニなどの産地限定のチョコレート「グラン・クリュ・チョコレート」のシリーズが特に有名になりました。これらは特定の地域で栽培された希少価値の高いカカオ豆を厳選し、それぞれの持ち味を生かした丹念なブレンドをして生まれたチョコレートで、まるでワインの味をあらわすような言葉で語られます。

ヴァローナのチョコレートが世界的に名前が知られ、各地で製品が販売されるようになっても、その品質が最高級であり続けるのは、工場での厳重な品質管理と研究室での検査とデータの蓄積の賜物だとか。 ただしその工場の閉鎖性はモート・ローゼンブラムの著書「チョコレート」の中でも、語り草になっています。このヴァローナの高品質で多彩なラインアップを誇るチョコレートは世界のトップシェフに支持、愛されています。

ヴァローナは1922年にジャン・ギロネというフランスの菓子職人が、南フランスのタン・レルミタージュ(リヨンから約80キロの町)で店を開いたのがはじまりです。
まずは小さな工場で板チョコ、生チョコ、ボンボンショコラをローヌ地方の顧客向けに製造していました。「高級なチョコレートの基本は何よりもカカオ豆の品質」という理念から、最高品質のカカオ豆を探すことから始めています。
1950年になって工場で伝統製法を守りつつプロフェッショナル向けクーベルチュール(製菓用チョコレート)の製造をスタートさせます。
1960年、ヴァローナ「Valrhona」が正式なブランドの名前として確立しました。
1989年、洋菓子世界大会「クープ・デュ・モンド」を創設。(隔年開催)

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