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フランスのチョコとベルギーのチョコの違い バレンタインチョコ

チョコレートというとベルギーとフランスのブランドが日本では有名ですが、同じチョコレートでも、やはり国によってタイプが違うようです。

ベルギーのチョコレートは全体的に大きめです。それというのも、ベルギーでは一粒チョコを作るときに型を使うことが多いからです。先に型にチョコレートを流し込み、少し固まったところで型を逆さにして余分なチョコを取り除きます。周りの部分ができたら真ん中にガナッシュなどを流し込み、最後にそこにチョコでふたをして、固まったら型からはずすのです。ですからコーティングが厚く、がっちりしているので、中身は生クリームを使ったりしたやや柔らかいものも入れられます。

一方フランスのボンボンショコラは、中に入るガナッシュなどを先に作り、溶かして温度調整をしたチョコレートの中につけて周りをカバーして作る方法が主流です。ですから外側のチョコは薄く、パリッとした感じに仕上がり、口の中に入れ徐々に溶かしながら、口どけのよさとセンターとの一体感を楽しむように味わうのです。

もちろん必ずそうして作られるというわけでなく、ベルギーでもピエール・マルコリーニのように、フランス風の繊細なチョコを作る職人も出てきましたし、製品によっていろいろな作り方もされるので、あくまでも主な違いということです。

他の国のチョコにも伝統があります。イタリアはヘーゼルナッツの入ったダークチョコが人気、スイスはミルクのたっぷり入った甘いチョコが多いようです。

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